【コントローラー】サポートを超えた選手たち

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ZETA DIVISIONが世界に衝撃を与えたVCT2022 Stage1 Masters Reykjavík。

この大会では、もう一つの衝撃がありました。

それは、各チームのコントローラーの活躍です。

ブリムストーンやオーメン、ヴァイパー、アストラのいわゆるスモークキャラを使用し、試合をコントロールする彼らは、その役割から後方でのサポートが多く、デュエリストと比べれば注目されていませんでした。

しかし、この大会ではOptic Gaming(アメリカ)のMarvedやDRX(韓国)のMako、そしてZETAのSugerZ3roなどはチームの窮地を救い続け、キル数でもチームを牽引するなど、かつてのコントローラー像を覆す活躍を見せました。

スキルだけではなく、撃ち合いにおいても試合をコントロールする彼らを特集します。

各チームのコントローラー

VCT2022 Stage2 Challengers Japan PlayOffsに出場するチームのコントローラーは以下になります。

TEAMSPlayer
ZETA DIVISIONSugerZ3ro
Crazy Raccoonrion
FAV Gamingbazz
NORTHEPTIONBlackWiz
REJECT
SengokuGamingArt
JadeiteSylFy
BLUE BEESTORANECO
※REJECTは各MAPでtakej選手,Reita選手,zepher選手がコントローラーを使用しており、固定のコントローラーがいないと予想されます。

各選手のスタッツを比較

コントローラーを使用する選手の平均値のデータを比較します。

PlayerACSKD1Rの平均キル1Rの平均デス
SugerZ3ro212.161.150.770.67
rion246.061.480.910.61
bazz215.181.230.760.62
BlackWiz200.861.200.750.62
takej182.750.960.640.67
Art226.791.250.780.62
SylFy188.961.000.660.66
TORANECO204.021.080.690.64
※コントローラーのエージェントを使用した試合のみを集計(Stage2 ~6/10)

試合で見える凄さ

スタッツを紹介しましたが、コントローラーの凄さは数字だけでは語れません。実際の試合を視聴する際は以下の点を注目しましょう。

①クラッチ

コントローラーの役割上、最後まで生き残る事が多い為、試合の勝敗を分けるような場面には彼らの存在が多く見られます。

その中でも、ラウンド状況をひっくり返すクラッチはチームを勝利に導くプレイです。

特にCrazy RaccoonのRion選手の強固なエイム力から生み出されるクラッチプレイは必見。

②スキルの巧みさ

戦術の基軸になるようなスキルを多く有している為、そのスキルの使用方法に注目です。

同じスキルでも各選手によって特徴が異なり、その中でもスモークは様々な活用方法を見ることができます。

特にZETA DIVISIONSugerZ3ro選手のコズミックディバイド(アストラのULT)の展開の速さなど、細かい部分に着目してみましょう。

③スパイク解除の妨害

ブリムストーンやヴァイパー、アストラはスキルでスパイク解除を阻害することができます。

これらの1つのスキルによってラウンドの勝敗が変化することも多く、設置後にコントローラーの選手をミニマップで確認する事で、チームの狙いを理解できるかもしれません。

特にNORTHEPTIONのBlackWiz選手のヴァイパーでの空爆を狙ったプレイには注目です。

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