来年以降のVALORANT Champions Tour(以下、VCT)は、現在進行中の2022年の方式とは大きく変更されることが発表されています。本記事では公式から発表された情報をまとめていきます。
また、あくまでも記事を読み、投稿者が理解した内容をまとめているものですので、詳細・正確な情報については公式発表をご確認ください。
参照記事(公式情報)
「VALORANT 競技シーンの未来」(2022/04/29 VALORANT Esports)
「2023年 VALORANT CHALLENGERS概要」(2022/08/17 VALORANT Esports)
「NEW VALORANT CHAMPIONS TOUR」(2022/09/15 VALORANT Esports)
情報まとめ
日本のチームは2つに分けられる?
記事を読む限り、来年以降はパートナーチームとしてインターナショナルリーグ(APAC地域10チーム)に参加するチームと、従来通りChallengersに参加するチームに分けられます。つまり、インターナショナルリーグ参加のチームとCHALLENGERS参加のチームは全く異なるリーグ/トーナメント(Event)で1年を戦うこととなります。

インターナショナルリーグ (2023/03/26-05/28)
来年より世界に3つのインターナショナルリーグが開催されます。
- VCT AMERICAS LEAGUE (北アメリカ/ブラジル/ラテンアメリカ)
- VCT EMEA LEAGUE (ヨーロッパ、中東、アフリカ)
- VCT PACIFIC LEAGUE (東南アジア、韓国、日本、オセアニア)
Riot Gamesと正式なパートナーシップを締結した各リーグの強豪10チームが参加し、MastersやChampionsの出場権を競い合います。
日本チームはPACIFICリーグに参加し、海外チームでいえば韓国のDRXやシンガポールのPaper Rexなどの強豪チームとのマッチアップが毎週観客入りの会場で観戦ができます。
※日本チームからはZETA DIVISION とDetonatioN Gamingが参加することが発表されました。
KICKOFF TOURNAMENT (2023/02/14-03/05)
すべてのパートナーチーム(合計30チーム)がブラジル・サンパウロの会場に集い、3週間にわたる決戦に臨みます。
これまでの国際大会の中でも最大規模であり、期待度の高い大会です。
Challengers(2023/01-03、2023/03-05)
インターナショナルリーグに選出されなかったチームはChallengersイベントに参加し、来年度のインターナショナルリーグへの昇格を目指すことになります。
ですので、2023年のChallengers参加チームは2023年のMastersなどの世界大会への出場権を得ることができない仕組みになりそうです。
また、ゲーム内のコンペティティブでの上位チームにも参加権が与えられることが発表されているので、誰しもがVCTに参加できる環境が整えられるでしょう。


Challengers(日本大会)
APAC地域では、南アジア、タイ、ベトナム、マレーシア/シンガポール、韓国、日本、チャイニーズタイペイ/香港、フィリピン、インドネシア、オセアニアの10地域でChallengersが開催されます。
日本は単独の地域として、APAC大会であるChallengers Ascensionトーナメントへの出場権を競います。
Challengers Ascension(APAC地域大会)
アジア太平洋10地域のChallengersを勝ち抜いた上位チームが参加するChallengers Ascensionで優勝したたった1チームのみが翌年のインターナショナルリーグ出場枠が与えられます。
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