VCT2022 Stage2 日本一決定戦の前に知っておくべき10つのこと

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VCT 2022: Japan Stage 2 Challengers Grand Final

約2か月に渡り行われた「VCT 2022: Japan Stage 2 Challengers」も、本日のGland Finalの決着と共に幕を閉じます。

6/26にさいたまスーパーアリーナで雌雄を決するのは以下の2チームです。(サーキットポイント順)

この日本一を賭けた1戦を見る前に、知っておくべき10つのPointを確認しましょう!

ZETA DIVISION の特徴について

コントローラー、イニシエーター、センチネルはそれぞれのスペシャリストであるSugarZ3rocrowLazが専属で請負い、各マップの特徴に応じてDep(ジェット、ネオン)or TENNN(レイズ)がデュエリストを務める。

デュエリストを務める2人のエージェントピックの広さはZETA DIVISIONに柔軟性を与えており、相手からすれば簡単に構成を読み切れず、複数の可能性を考慮する必要があるだろう。

また、2022年シーズンは国内無敗を継続しており、今回の試合に勝利すれば無敗のまま今年の国内戦を終えることとなる。

NORTHEPTION の特徴について

Meteorxnfriがジェット・レイズ・チェンバーといった攻撃的なエージェント使用し、コントローラーのBlackWizとセンチネルのDerialyはチームを細かな連携で支え、IGLのJoXJoが試合をまとめていく。

結成半年にも関わらず連携力は抜群であり、戦術や構成を含め韓国の強豪DRXを彷彿とさせるチームだ。

これまでの戦績

このマッチアップは今回が初めてではなく、昨日のUpperFinalを含めて2度対戦。

2022/2/27 Stage 1: Challengers Week 1  Nth 1:2 ZETA

2022/6/25 Stage 2: Challengers Playoffs  Nth 0:2 ZETA

両試合ともZETA DIVISIONが勝利しており、マップで見ればNORTHEPTIONはバインドのみ勝利しています。

得意マップ

両チームのVCT2022での各マップの勝率が高い順に並べると以下となる。

TEAMSMAPS
ZETA DIVISIONフラクチャー>アイスボックス>スプリット>ブリーズ>バインド>ヘイブン>アセント
NORTHEPTIONバインド=ブリーズ>スプリット>アセント>フラクチャー>ヘイブン
NORTHEPTIONのアイスボックスは1試合のみなので除外

フラクチャーとアイスボックスはZETA DIVISION、バインドとブリーズはNORTHEPTIONが得意としているマップだと考えられる。

BANマップ

両チームがVCT2022 Stage2でどのマップをBANしているかを集計。(決勝はBO5の為、1つ目のBANのみ集計)

ZETA ブリーズ 3回、アセント 2回

Nth  アイスボックス 9回

相手の得意マップでもある為、ZETAはブリーズ・Nthはアイスボックスを継続してBANすると予想される。

デュエリスト選手比較

チームの先陣をきるデュエリストは攻撃面で非常に重要な存在。

ZETA DIVISIONはジェットやネオンを使用する場合はDep、レイズを使用する場合はTENNNがピック。

NORTHEPTIONはジェットやネオンを使用する場合はMeteor、レイズを使用する場合はxnfriがピック。

彼らの平均データ(デュエリストを使用したStage2の試合のみ抽出)で比較していく。

NameTEAMACSKD1R平均K1R平均D1R平均FK
Dep290.01.461.060.720.16
TENNN243.01.100.830.760.21
Meteor292.61.371.010.730.30
xnfri227.41.320.770.580.08
K=キル、D=デス、FK=ファーストキル

キルペースで言えばDepの方が多いものの、重要なFKはMeteorが制する。

コントローラー選手比較

戦術の要であるコントローラーは試合を決定づける上で重要な存在。

ZETA DIVISIONSugarZ3roNORTHEPTIONBlackWizが使用。

彼らの平均データ(デュエリストを使用したStage2の試合のみ抽出)で比較していく。

NameTEAMACSKD1R平均K1R平均D1R平均FK
SugarZ3ro178.10.990.620.630.03
BlackWiz186.21.100.710.640.06
K=キル、D=デス、FK=ファーストキル

スタッツ上では圧倒したBlackWiz。だが、コントローラーの凄さは数字以外の部分でもあるので、試合での立ち回りに注目しよう。

イニシエーター選手比較

チームの大黒柱的な存在であるイニシエーターは頭脳でチームを勝利に導く。

ZETA DIVISIONcrowNORTHEPTIONJoXJoが使用し、お互いがIGLである。

彼らの平均データ(イニシエーターを使用したStage2の試合のみ抽出)で比較していく。

NameTEAMACSKD1R平均K1R平均D1R平均FK
crow167.80.940.590.630.03
JoXJo190.41.060.670.630.06
K=キル、D=デス、FK=ファーストキル

スタッツ上では圧倒したJoXJo。だが、IGLである彼らは数字では測れない頭脳面での貢献が大きい。

センチネル選手比較

チームを支えるセンチネル。チェンバーの登場後は攻撃的な役割をも担っており、非常に重要な役割だ。

ZETA DIVISIONLazはチェンバーのみのピックの為、NORTHEPTIONはキルジョイを使用するDerialyに加え、チェンバーを使用するMeteorxnfriを比較対象とする。

彼らの平均データ(センチネルを使用したStage2の試合のみ抽出)で比較。

NameTEAMエージェントACSKD1R平均K1R平均D1R平均FK
Lazチェンバー245.61.350.870.640.22
Derialyキルジョイ
セージ
210.31.190.730.610.07
Meteorチェンバー256.71.660.980.590.18
xnfriチェンバー224.11.510.820.540.10
K=キル、D=デス、FK=ファーストキル

キルペースで言えばMeteorの方が多いものの、重要なFKはLazが制する

注目選手

ZETA DIVISIONの注目選手はDep

デュエリストでの活躍だけで無く、質の高いフレックスなキャラピックでチームの柔軟性にも寄与している。(Stage2 11マップをプレイし、7エージェントを使用)

Dep|ZETA DIVIZION
神の子と称される彼は、3次元の動きから繰り出されるスーパープレイで人々を魅了する。最高成績はVCT2022 STAGE1 MASTERS Reykjavík 3位。使用エージェントはジェット、セージ、ヴァイパー。

NORTHEPTIONの注目選手はMeteor

ジェット、チェンバー、ネオンのどのキャラをピックしてもキルを量産し続ける。特にジェットを使用した際の平均ACSは約300であり、驚異的な数字を残している。

Meteor|NORTHEPTION
世界からも評価の高い韓国リージョンでBEST4を獲得したデュエリスト。最高成績はVCT2021 Korea Stage 3: Challengers BEST4。主な使用エージェントはジェット、チェンバー、レイズ。

対戦結果

※試合終了後に更新予定です。

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